「地方の百貨店や商店街はなぜ衰退しているのか」「コンビニはなぜ集中出店するのか」「ユニクロはなぜロードサイドから都心部に展開するようになったのか」「イオンはなぜ田園地帯にできるのか」。これらは皆、地理学的視点で説明できるのです。実は私たちの流通や消費は、自然環境や都市構造など地理的な要因によって、少なからず影響を受けています。本書では、コンビニ・スーパー・ファッションブランドなどの出店戦略や配送システムなどについて、その実態と変化を地理学的な観点から明らかにしていきます。また、「シャッター商店街」「買い物難民」など消費をめぐる問題、災害時の流通、そしてネット通販など変わりゆく流通・消費についても迫ります。ビジネスマン必須の教養として、私たちに身近な小売・流通がどのように成り立っているかがわかる一冊です。
- 著者名
- 土屋純
- ISBN
- 978-4-86064-695-0
- ページ数
- 287ページ
- 判型
- A5判 並製
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